５、臨界事故の恐ろしさ

2009/12/22(火)産経記事

１９９９年１２月２２日　茨城県東海村の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー（JCO）」 で起きた臨海事故で、大量の放射線を浴びた同社社員、大内久氏＝当時３５歳が多臓器不全のため、東京都文京区の東大病院で死亡した。

事故発生から８３日目。国内原子力事故では初。医師団は「意識のあるうちはできるだけ会話した」と振り返り、事故について「人命軽視が甚だしい。責任ある立場の方の猛省を促したい」と言葉に力を込めた。

 

放射線をあびたらどうなるの？

強い放射線を浴びても、細胞はほとんど死なない。ただ、 DNAが破壊され細胞分裂が出来なくなるので、再生できなくなる。だから一定期間後（今ある細胞が寿命を迎えて死んだ時）に症状が表れ始める。

具体的に言うと　　　 エイズ+火傷+下痢とか

腸の粘膜細胞が全部剥がれるので、栄養吸収出来なくなってとんでもない下痢になる。
皮膚が全部垢になって剥がれおちて、下の生肉がむき出しになる（大火傷と同じ症状）

血球をつくる骨髄細胞が消滅して、免疫がなくなる（エイズと同じ症状）・・などなど

脳みそや神経の細胞はずっと生き続けるため、意識感覚はそのまま死ぬまで生き地獄が続く

なんで脳みそや神経細胞だけは生きのこるの？→ 新陳代謝が遅いから。

DNAは壊れている。しかし、脳、神経細胞、心臓は元々細胞が入れ替わらないため、 機能的には何の不具合もでない。

 

東電２社員、内部被曝 　作業員約３，７００人　２０１１年５月３１日（火）日本経済新聞

東電と政府との統合対策室の事務局長を務める細野豪志首相補佐官

限度量２５０ミリ　シーベルト　放射線医学総合研究所（千葉市）へ

外部被曝は７３．７１〜８８．７０ミリシーベルト　　　　　５月２３日

内部被曝の放射性ヨウ素濃度は７６９０〜９７６０ベクレル

 

放射性ヨウ素 『 昆布・ひじき等の海草類 』 で排出

抗酸化物質以外でも、 昆布・ひじき等の海草類はヨウ素を含んでいる。人体では甲状腺ホルモンを作るのにヨウ素は欠かせず、摂取すると自然に甲状腺に集まって蓄積される。

ただし、蓄積される容量には限りがあるので、一定量以上食べると飽和してしまう。

つまり、普段からヨウ素を含む食材を十分食べていれば、放射性ヨウ素が体内に入った としても、取り込まずに排出されることになる。

 

寝たきり予防 梅干し�]１０　』 天日干し

放射物質のうち「ストロンチウム９０」は骨に蓄積

解決方法→塩分濃度８％〜１０％の梅干を１日１個食べる。→排泄物として体外に出る。

ストロンチウムはカルシウムに似た性質の為、摂取すると骨や歯に蓄積され、半減期が２９年と長いので内部被曝を招きやすいと言われている。だが、これは大変な誤解である。かりに摂取してしまっても、蓄積されて何時までも体内に留まるということはない。なぜなら人間の身体は日々代謝されており、体の中味も入れ替わっているからだ。骨もカルシウムを取り込んでは排出する、という作業を続けている。かりにストロンチウムを摂取してもいつまでも体内に残ることなどないのである。また、セシウムは１００日で体から排出される。

(週間文春平成２３年４月２８日号３９Ｐから４１Ｐ掲載）

 

徳和株式会社 〒102-0073　東京都千代田区九段北一丁目９番５−1308号　 FAX　03-3222-1098

URL：http//www.tokuwa.co.jp　　E−mail：idc@tokuwa.co.jp　　TEL　０１２０−１０９８−９３