はじめに
地球が誕生してから46億年
この地球が長い年月をかけて創りあげてきた
貴重な鉱物資源や豊かな自然
綺麗な空気や美味しい水
これらが調和を保ちながらこの地球を支えて来ました。
しかし、今回の東北地方における地震津波による破壊状況は、世界まれにみる大災害でした。追いかけるように放射能の被害が日増しに増え続けています。
東日本大震災から1年を経過しましたが、がれき処理は6%程度の処理しか進展がなく
未だに先が見えない状況です。スピードを必要とする処理が遅れた原因は、地方に処理を期待した結果と思われます。
塩分を含んだ木材等には放射能が含まれている可能性もあるにも拘らず、チップ材にして野積みすることは夏場に向けて火災の心配もあります。
塩分を含んだ木材は、塩が木材の表面を覆い燃え難くなり、量的な燃焼には無理があると思います。また、セシウム含有の可能性もあり、沸点641℃の物性を持つ瓦礫を燃焼することはセシウムを大気中に拡散する可能性もあります。